老婆100's <青春>

物語いろいろ、人生道草

カラスとの闘い

燃えるゴミ回収の日、所定袋に纏め浅いかごに入れ、いつものように玄関前に出しておいた。帰宅すると、カラスが生ごみを漁ったのか、其処此処に散らかった跡が見受けられた。今までには無い事だった。

今度は、ご近所の真似をして、門塀にフックを高い位置にセットしてそれに掛けて出かけた。カラスは、ぶら下がっているゴミ袋からも引っ張り出して散らかしていた。清掃車の方が散らかったゴミを大まかに拾い集めて回収して下さったに違いない。
生ごみの袋を二重にし、新聞紙で包み隠す工夫をして指定袋に入れフックに引掛けた。これもまたやられしまった!辺りに散乱しているビニール袋などを拾い集めた。カラスの奴は味を占めて ゴミ出しの日は 我が家の前に待機しているのだろうか。

仕方がないのでアルミ素材のメッシュで大き目のごみ箱を購入した。それには蓋が無いので、ゴミ箱の中に入り込むに違いない、と思い百均で手ごろな物を買い、片側を針金で固定して開閉できるように設えた。それを玄関前に置いてゴミ袋を中に入れればいいのだ。

しかし老婆は、カラスに翻弄されているようで それを使うのが悔しくなった。
方法を元に戻し浅い籠にゴミ袋を入れ、たまたま庭に置いてあった正方形のブロックを乗せて出してみた。ブロックは効果的だった。その重みとゴミ袋を90%隠しているのでカラスには太刀打ち出来ないのだろう。その後は問題なく回収されている。
老婆の勝利と言いたいが、購入したアルミのごみ箱が無駄になり片隅に放置されている。

カラス問題場所の傍らに、いま盛りの白菊が清楚に微笑む。

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