老婆100's <青春>

物語いろいろ、人生道草

いちょう祭り

大通りの両脇に、高く聳える銀杏の木は、黄金色の盛りも終盤に向かっている。

例年この時期は、ちょう祭りが開催され、黄色く染まった通りを鑑賞しながら<元気に歩こういちょう並木!>をモットーに各イベントを楽しむ人達で賑わう。観光スポットとして人気があるが、今年は様相が違った。コロナウイルス感染症防止で密を避けるためイベントは中止、街路樹を歩く人は疎らで閑散としており、積み上げた落ち葉の回収袋が目立った。太陽に照らされている様子を映写しながら、せめて花言葉である<長寿>にあやかりたいと願う老婆だった。

コロナで振り回された2020年もあとひと月余り、どうか今年中に自粛生活から解放されるようにと期待しながら足元に積った扇型の葉っぱの感触を楽しみながら図書館へと向かった。

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