老婆100's <青春>

物語いろいろ、人生道草

昭和館を訪れて

初めて訪れた昭和館の一階ニュースシアターでは、戦争当時の戦況報道を再現していた。スポーツの勝敗に熱狂するかのような語りに、国民が一喜一憂していたのだろうか。
6階7階の常設展示室では、幼い頃見覚えのある本やおもちゃ、紙芝居、かまどや給食、食べ物などが展示されていた。関心ある当時の授業状況やバラックの生活、仕事を求める人達,寒い冬、外で蓆を被って寝る人達等の映像を見ることが出来た。
老婆は終戦の8月と同じくして母の胎内に宿った計算になる。廃墟の中で必死に生きようとする時代に誕生したのだ。物心つく頃も復興はまだまだ隅々迄には至っていない様子だ。こんな時代に子供を育てる親の苦労は並大抵ではなかったと改めて感謝した。図書を閲覧する時間が無かったので再度訪館して当時を詳しく知りたいと思う。
家に帰りついた時、友の訃報が届いた。逝くには早すぎると気持ちが塞いだ。菫の映像を手向けたい。

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